車内についたファンデーション汚れ。
黒い内装だと余計に目立ってしまい、気になりますよね。
下手にこすって汚れをひどくすることのないように
素材や汚れた箇所に合わせた落とし方で対処することが肝心です。
ここでは特にファンデーションのつきやすい
ハンドルやシートの汚れの落とし方についてご説明しています。
うっかり内装を汚して慌てている人はぜひチェックを。
車の内装についたファンデーションの汚れ
ファンデーションを使う女性にありがちな車の汚れに関する悩み。
- 車中でメイクをしていた際にうっかりリキッドファンデをこぼしてしまった!
- 手に残っていたファンデーションが触った時に跡がついてしまった!
- 割れたパウダーファンデーションがこぼれてしまった!
女性なら思わずうなずいてしまいそうなケースですね。
早く落とそうと慌ててティッシュでごしごしこすって余計ひどくなってしまった…こんな状況になっていませんか?
特にレザー素材だと表面の細かい溝に入りこんでただ拭くだけではなかなかきれいになりません。ファンデーションは油分と水分どっちの性質も持っていますが、メイク落としと同じようにまずは油性の汚れを浮き上がらせることが汚れをキレイに除去するポイントです。
それでは、ハンドルとシートについたそれぞれの落とし方についてご説明していきましょう。
車のハンドルについたファンデーションの落とし方
車のハンドルは基本的に硬質のプラスチックでできているか、部分的にレザー素材になっているタイプが大半だと思います。
どちらの場合も表面についたファンデーションはぬぐえたとしても、しわのような細かい溝に入り込んだ汚れまでは簡単にふき取ることはできません。
まず、クレンジング剤でファンデーションを浮き上がらせていきます。洗浄力の強いオイルやクリーム系のものが望ましいですが、なければジェルタイプでもOK。
汚れた箇所を十分に覆えるくらいの量をのせてゆっくりなじませていきます。小さな円を描きながらファンデーションの汚れ全体に広げていきましょう。水で濡らして固くしぼったタオルで汚れとなじんだクレンジング剤をふき取ってください。一度で落ちなくても何回か繰り返すことで徐々に汚れが取れてきますよ。
汚れをしっかりオフしたらアルコールタイプのウェットシートでクレンジングの清浄成分を残さないようにきれいに拭きあげます。
マイクロファイバーのタオルがあれば最後の仕上げとして全体の拭き掃除をして完了です。
車のシートについたファンデーションの落とし方
パウダーファンデーションをこぼしてしまった場合は表面の汚れをできるだけ吸い上げることから始めましょう。
家にハンディクリーナーがあればそちらを利用してもいいですし、ガソリンスタンドにある車内用の掃除機を使ってもOK。どちらかといえばスタンドの掃除機の方が吸引力が強いのでこちらの方がいいかもしれません。
余分なファンデーションを取り除いたらクレンジング剤の出番。
シートが合皮素材であれば前述した方法と同じようにクレンジング剤をなじませてからタオルに汚れをふき取ります。アルコールタイプのウェットシートで拭きあげたら窓を全開にして風通しをよくするか、エアコンをフル稼働させてしっかり乾燥させることを忘れずに。
ファブリック素材の場合は中までしみ込んでいることも考えられます。クレンジング剤を使ってある程度表面の汚れを落としたら、少量の台所用洗剤をつけた蒸しタオルでとんとんと軽くたたきながら汚れを移していきましょう。蒸しタオルの熱が汚れを浮きやすくしてくれます。
自宅にクレンジングウォーターがあればシートに直接しみ込ませてタオルで吸い取っていく方法もアリですよ。
ちなみに注意点として、ハンドルにしてもシートにしても本革の場合はカー用品店かディーラーに持ち込むことをおすすめします。
本革は油汚れに弱く、水を使った清掃もNGです。非常にデリケートな素材であるため、ケアに詳しい専門家の手を借りるのが無難だと思います。
大事な愛車の汚れは落とせるうちにすばやく対処することが大切です。
ファンデーションの成分によってご紹介した方法では落としにくい場合もありますので、車の専用クリーナーを使っても落とすのが難しい場合は早いうちにお近くのカー用品店かディーラーに相談するようにしてくださいね。
まとめ
- まず最初に油性の汚れを浮き上がらせて除去する
- 一度に全部落とそうとしないで何回か繰り返して優しく落としていく
- 洗浄成分が残らないように最後にしっかり拭きあげること
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