日差しの強い時期にはかかせない日焼け止め。
車の中にも降り注ぐ紫外線対策の為に
運転する際にも日焼け止めを塗る人は多いと思います。
でも、日焼け止めがうっかり車についてしまったら…?
内装が黒の場合は余計に目立ってしまいますよね。
そんなうっかりミスでお困りの人へ
正しい落とし方をご紹介していきます。
日焼け止めが車についた…正しい落とし方は?
紫外線対策として日焼け止めを使用する女性は多いですよね。
そんな時期だからこそありがちな問題…
「車に日焼け止めがついちゃった!」
日頃から運転する女性は一度でも経験があるのではないでしょうか。
実際、私にも経験があります。
内装が淡い色だった為そこまで目立つことはなかったものの、ウォータープルーフを使っていたこともあってこれがなかなかきれいに落ちてくれなくて困ったのを覚えています。
時間が経つと余計に落ちにくくなってしまうので急ぎでお出かけの人も帰宅したら早めのケアが必要です。日の経過とともに自分の力では対処が難しくなってしまいます。
そうなると専門家に頼るしかなくなってしまうので余計な出費がかさむことに。もちろん詳しい人にやってもらえる安心感はありますが、できるなら自分でなんとか済ませたいと思う人が多数ではないでしょうか。
汚れ具合や素材にもよりますが、素人でも対処が可能な場合もあります。
では、車内についてしまった日焼け止めの落とし方についてご説明していきましょう。
車のシートについた日焼け止めの落とし方
よくあるケースとしてあげられるのが、車のシートについてしまった日焼け止め。
黒の内装だと特に目立つので、つい焦ってウェットティッシュや塗らしたタオルで擦ってしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、逆に汚れをひどくしてしまう時もあるので要注意。シートの素材に適した落とし方で慌てず傷めずに落としていきましょう。
皮素材のシート
まず、本皮か合皮かによって扱い方が変わってきます。
合皮ならクレンジングで落とすことができます。
カー用品店やホームセンターで専用の洗剤も販売していますが、まず自宅にあるもので試してみましょう。日焼け止めは油分でできているので塗らしたタオルで拭いても筋に入り込んだ汚れまでは十分に落ちないと思います。クリームやオイル系のクレンジングをなじませて汚れが浮いてきたところを拭きあげればスッキリ。
ただ、この方法は合皮のみに限ります。本皮には絶対行わないでください。
車種によって使われる皮の材質も異なりますし、仕上げ加工も様々です。同じ車種でも年式による違いもあるでしょう。使われている皮質にもよりますが、わざわざ専用の洗剤を用意したとしても素人作業で変色させてしまったりシミになる恐れもあります。
合皮の品質は年々向上し、汚れにも強く耐久性があるので自宅でも対処しやすいですが本皮はとてもデリケートです。本皮に関しては下手なことをしてひどい状況をまねくより専門家に任せた方が無難だと思います。
布素材のシート
布素材についてしまった日焼け止めを落とす場合は汚れた部位を温めて落としやすくしましょう。
まず塗らしたタオル(水分を残すように軽くしぼる)をレンジで1分ほど加熱して蒸しタオルを用意します。
クレンジング剤(台所用洗剤でも可)を含ませた蒸しタオルを優しく押し当てていきます。そのまま20~30秒ほど置いてタオルを外し、状態を確認。汚れが浮き出てきていたらタオルのきれいな面でとんとんと叩きながら汚れをタオルに移していきます。何回か繰り返すことで汚れも薄くなっていきますよ。
皮と違って布についたものだと比較的落としやすいと思いますが、長く日を空けていないことが前提です。落としやすいうちに早めに実践してくださいね。
車のハンドルについた日焼け止めの落とし方
手に残った日焼け止めがハンドルに…というケースも多くみられますね。
ハンドルはフロントや窓際から多く紫外線を浴びます。そのままにしておくと日焼け止めの成分によって劣化する可能性もありますのですぐ汚れ落としに取り掛かりましょう。
シートの汚れ落としに使ったように、クレンジング剤や台所用洗剤があればOK。汚れてしまった箇所に塗り込んで浮かせていきます。溝に入り込んでしまっている時はクレンジング剤の量を足して丁寧になじませます。日焼け止めが乳化したところで塗れタオルや厚手のウェットシートで拭き取りましょう。
気をつけておく点としては、拭き上げの際に艶出し効果のあるシートを使うとワックス効果でハンドル操作の際に手が滑る恐れがあるということ。危険ですので似たような効果のあるものは使用を控えてください。
また、前述したように本革でできたハンドルについてはディーラーやカー用品店の詳しい人にお任せすることをおすすめします。
車の内装のどの箇所に汚れが付いたとしても急いでケアすることが大切です。忙しいからと放置しておくとしみ込んで取れにくくなったり、ひどい場合は悪臭を放つようになることも。
早めの行動が肝心です。すっきりキレイな状態に戻して気持ちよく運転できるようにしましょう。
まとめ
- 日焼け止めは油性のためクレンジング剤や台所用洗剤を活用して汚れを落とす
- 本革素材のみ、専門家にお任せした方が無難
- ハンドル拭き上げの仕上げにはワックス効果のあるものは避けておくこと
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