5ヶ月目の戌の日を前に
安産祈願を予定されている妊婦さん、多いと思います。
でも、安産祈願って誰と行くものなの?
家庭によってそれぞれの事情はあるにしろ
どのような形でお参りするのが正しいといえるのでしょうか。
そんな安産祈願のお悩みについてまとめました。
戌の日のお参りを控えている人は要チェックです。
安産祈願は誰と行くもの?
「安産祈願って、本来誰と一緒に行くのが正しいの?」
戌の日のお参りを予定されている人は少なからずこんな疑問をお持ちではないでしょうか。
- 旦那と二人で?
- 実家の両親、もしくは母と一緒に?
- 義理の両親と一緒に?
- 両家勢ぞろいで?
- 友人と一緒に?
- 自分ひとりだけで?
結論としては、全部正解。
どの形で誰とお参りしても間違いではありません。
お祓いをする神社側にも『〇〇と参拝するもの』といった決まりはないですし、安産祈願の主役は妊婦さんであって、その他はただの付き添いです。極端な話、妊婦さん1人で行っても親戚一同で行っても問題ありません。
出産は女性にとっての一大イベントなので不安に思う人はたくさんいます。そういった理由から気兼ねしないでいい自分の母親と一緒にお参りする人は多いですが、それを『一般的』ととるかどうかは個人の考え方によります。
また、妊婦であれば突然体調を崩してしまうこともあるので実母でなくとも遠慮なく頼れる人が付き添って参拝する形が望ましいですね。
お産をする妊婦さんが気持ちよくお祓いを受けられる形が一番いいと思いますよ^^
安産祈願は義両親も誘わなきゃダメ?
「安産祈願のお参りは義両親にも声かけなきゃダメなのかな…?」
普段から義両親ともいい関係であれば頭を悩ませる必要もないのでしょうが、そんなご家庭は多くないのが実情だと思います^^;
前述したように、一緒に参拝してもいいですし必ず誘うものという決まりがあるわけでもありません。
ですが、地域の風習によってあれこれ口を出すお姑さんもいると思います。無駄に張り切っていたり、声をかけなければへそを曲げてしまうような人もいるでしょう。
「父親の両親は一緒に参加するものよ!」
なんて、当たり前のように言い張られて困ってしまう妊婦さんもいるのではないでしょうか。
あくまでも風習であって祈願における決まり事ではないんですね。言い方も含めもやっとすることもあるかもしれませんが、下手に言い返してお姑さんの機嫌を損ねると余計面倒なことになることも…。
ただ、お産をするのは妊婦さん本人です。初めて出産する人であれば色々と不安になることも多いですし、不要なストレスはできるだけ避けたいもの。
気持ち的に不安定でどうしても義両親に付き添いを遠慮してもらいたい時は旦那さんとよく相談してその旨を伝えてもらうようにしましょう。
「大勢揃ってプレッシャーを感じさせたくないから二人だけでお参りしたい」
など、できるだけ言葉を選んで伝えることです。嫁に言われるよりも息子に言われる方がまだ角が立たないと思います。
お産が済んだ後もお子さんのお祝い事で悩むこともあるでしょう。先々のことも考えてこのあたりのことはきちっとしておくべきです。いい距離感を保てるように今のうちに先手を打っておくのもいいかもしれませんね。
安産祈願の初穂料は誰が払うものなの?
義両親にしろ実家の両親にしろ、「お祝いだから」と初穂料を払いたがる人もいると思います。初穂料のお納めに関しては誰が支払うもの、といった決まりは特にありません。
「孫が無事に生まれてきますように」
と願ってくれる気持ちはとてもありがたいですが、この辺りは夫婦でしっかり話し合っておくことが大切です。
例えば両家一緒にお参りしていた場合、どちらか片方が出すことで色々ともめることもあるわけで。逆にどちらか片方は無関心…というパターンもあります。
義両親が祈祷料、実家の両親が食事会の支払いといった形で分担できれば丸く収まりますが、そううまくいかないことだってあるのです。
どちらの顔を立てる意味でも
「自分たちの子供だから」
と、夫婦の財布から初穂料をお納めするのが一番スマートにまとまる形ではないかと思います。
初穂料とは別にお祝いとして包んでいただいたものを受け取る分には問題ないでしょう。
全部を突っぱねるわけではなく、甘えられるところは甘えさせてもらってきちんとするところは筋を通して。
ご夫婦で心を通わせながら出産までの日々を健やかにお過ごしくださいね。
まとめ
- 安産祈願は誰と行っても問題ない
- 妊婦が気持ちよくお参りできる形をとるのが望ましい
- 初穂料は誰がお納めするといった決まりはないが夫婦で支払う形が無難
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