まだ小さな子供なのに目を充血させながら
くしゃみや止まらない鼻水に苦しんでいるわが子…
かわいそうなその姿に
はがゆい思いをしている親御さんも多いのではないでしょうか。
可愛い子供を花粉から守るためにどうするべきか。
花粉が飛び交うこの時期のベストな洗濯の仕方、
その他ポイントについてまとめました。
ぜひ目を通して花粉対策の参考にしてください。
花粉症から子供を守る洗濯術とは
今や国民病といわれる花粉症。
花粉症の発症は突然でいつその症状が現れるかわかりません。
もし、子供が発症してしまったら…?
とまらない鼻水やひどい目のかゆみに襲われ、大人でも泣きたくなる症状です。起きていても寝ていても相当なストレスで保育園や学校に行くのもつらいでしょう。
まずは家でできる対策をとことんやること。
帰宅時に花粉を持ち込ませないようにしたり、空気清浄機をフル稼働してお部屋の中を徹底掃除、そして何よりこまめなお洗濯です。
普段着る服はもちろん、身の回りの洗えるものは全て対象です。100%の花粉を防ぐことはできなくてもつらい症状を和らげるのには確実に役立ちます。
面倒と思うことでも可愛い子供のため。
目に見えない花粉との接触をできるかぎりブロックすることが大切です。
ただ、洗濯物の頻度が高くなると乾かし方を考える必要が出てきます。
とにかく部屋干しを徹底するか、花粉の少ない時間帯を狙って外干しするか、どちらが良いのか頭を抱えてしまう人もいるのではないでしょうか。
花粉が飛んでいるとわかってはいるものの、やっぱり天気のいい日には天日にあてて干したい!と考える人少なからずいらっしゃると思います。
では花粉の時期の洗濯物の干し方はどうするのがベストなのか。
このあたりについてご説明していきましょう。
花粉症対策には洗濯物はやっぱり部屋干し?
洗濯物は外に干して一気にからっと乾かしたい!と思う人が大半だと思います。
外干ししても取り込む時にきちんとはたくようにすれば、ある程度の花粉は落ちるという意見もあるので、外干しをしている人は既に実践しているのではないでしょうか。
…が。
はたいた花粉がどうなるかというと自分の髪や服にしっかり付着しているんですね。
そしてまた自分自身をはたく。でも手の届かない箇所もある。
そのまま部屋に戻れば結局花粉をお持ち帰り、ということになります。
もう、花粉による無限のループです^^;
家事は洗濯だけではありませんし、洗濯物だけに時間をとられているわけにもいきません。
ですので私の場合、「この季節だけは」と割り切って全ての洗濯物は部屋で乾かすようにしています。
外出する際の玄関の出入りは仕方ないとして、洗濯時のベランダの出入りをなくせば自分が花粉と接触して部屋に持ち込む確率を減らすことができますし、何より洗濯物へ花粉が付着する心配はなくなります。
正直部屋で干すようになって、私の花粉症の症状(主に鼻水…)も以前よりだいぶマシになったなと感じているところです。
部屋干しに抵抗がある人もいるかもしれませんが、花粉の付着を防ぐことができるメリットはやはり大きいと思います。
私の家は浴室乾燥機も除湿器もありませんが、扇風機とサーキュレーターをうまく活用して半日ほどで乾燥させていますよ。
↓我が家の部屋干しについてご紹介しています↓
関連記事:花粉症対策 洗濯物は部屋干し?外干し?乾かない時の除湿機活用術
洗濯物をためてしまうと部屋干しで全部を乾かすにはなかなか手間取ってしまいます。極力こまめに洗濯機をまわして乾かす時間を抑えられるように心がけましょう。
花粉症対策にはシーツの洗濯にも気を抜かないで
「シーツは大物で乾きにくいから、これは外で…」
と考えている人、ストップ!ストップ!!
安易な行動が子供さんの睡眠時間を奪うことにもなりかねません。
シーツは服と比べて面積も大きいので付着する花粉の量も半端ないです。
ふりさばいて花粉を落とすのも難しいと思います。
起きている間もつらいのに眠る時にもしんどい思いをさせるのは酷というものでしょう。
体質によって、下手すれば呼吸器の発作を起こしてしまうこともありうるのですからシーツは必ず部屋干し、もしくはコインランドリーを利用するなどして洗濯乾燥するようにしてください。
面倒かもしれませんが、花粉が飛び交う時期には必要な対処です。
からっと乾かしてあげることより、いかに花粉から遠ざけてあげるか。
これに尽きます。
ちなみに私は自宅で洗濯していますが、花粉の時期は乾きやすいように生地の薄いシーツを使うようにしています。
シーツの買い替えを考えている人はこの点を覚えておくといいかもしれませんね。
また、シーツだけでなくリビングのカーテンやソファカバー、クッションカバーといった洗えるものものはとにかく定期的に洗濯機へ。
徹底するのであればカーペットやラグもコインランドリーを利用してこまめに洗濯することをおすすめします。(掃除機だと花粉を舞い上げてしまうので…)
私は潔くカーペット類は使わないという選択を取りました^^;
やりすぎ、ということはありません。
むしろ「これでもか!」というくらいの対策をして子供さんのつらい症状を緩和してあげてくださいね。
まとめ
花粉症を甘くみていると症状が悪化してしまうこともありえます。
この時期は花粉は家族の外敵と考え、お日様の殺菌効果は一旦忘れて部屋干し乾燥に徹しましょう。
子供のかわいそうな姿を目にしなくてもすむように室内の干し方を工夫して、このつらい時期をうまく乗り越えたいものですね。