引越しの挨拶をしにインターホンを押しているものの
いつ訪ねてみても不在…
もしかして居留守!?
こんな時、最低限の近所付き合いとして
どのような挨拶の形をとるべきでしょうか。
引越しの挨拶のマナーや考え方についてまとめました。
今からご挨拶に!と考えている人の参考になりましたら幸いです。
引っ越しの挨拶に行ったのに相手が居留守っぽい…
ピンポーン♪
…しーん。
ピンポンピンポーン♪
……しーん。
せっかく引越しの挨拶に来たのに、こんな悲しい状況に直面したことありませんか?
もちろん自分も相手も都合があるので、タイミングが悪かったということもありますが…。
ただ、少なからず『居留守』を使っている人もいます。
理由としては「対応がめんどくさい」「近所付き合いに興味がない」といった考えによるものですが中には正当な理由で居留守を使う人もいるんですね。
どういうことかというと、一人暮らしをしている女性だと基本的に防犯の面から玄関対応をしない人が多いんです。
かく言う私もその一人です^^;ごめんなさい…(笑)
「田舎だから」「ここは治安がいい地域だから大丈夫」といえる時代じゃないんですよね、悲しいことに。
自分の身は自分で守るしかないので『居留守』という形で自己防衛している、ということなんです。
…とまぁ、理由はそれぞれですが最低限の近所付き合いとして
- 一声だけでも挨拶に行く
- ちゃんと挨拶に来たとわかるアクションを残しておく
この2点は大切だと思います。
近所の人なり同じアパート・マンションなり
どのようなネットワークで住民がつながっているかわかりません。
「うちには挨拶に来なかった!」
などど難癖つけられても後々面倒です。
では相手が不在だった場合どうするべきか。
こんな場面の対応についてご紹介していきましょう。
引っ越しの挨拶 不在時はドアノブにかけておく?
私の実際の体験談なんですが、仕事から帰宅するとお菓子に手紙が添えられたものが玄関のドアノブにかけてありました。
…なんぞや?(汗)
と、一瞬あせりましたが、手紙を開くと「ご不在のようでしたので…」と挨拶に訪ねてきたらしい内容でした。
自衛本能が高いと無駄に警戒心強いんですね^^;
いただきっぱなしも失礼なのでその足で私から挨拶に行ったんですが…。
後日この話を友人にしたところ、
「…それ、今うちは不在ですよーって知らせてるのと一緒じゃない?危ないよ!」
と言われてはっとしました。その通りです。
いつからドアノブにかけられていたのかわかりませんが確実に不在のサインがそこにあったということになります。もちろん相手の方に悪気がないのはわかっていますが、正直怖くなりました。
初めてご挨拶に伺うのであればどういった人が住んでいるのかわからないのは当然です。
明らかに居留守と分かっていれば問題ないと思いますが、こういった女性の一人暮らしというケースを考えると安易にドアノブに粗品をかけておくのは控えておいた方がいいかもしれません。
相手の生活のことも考えて、粗品を用意する時には十分注意して渡すようにしましょう。
引っ越しの挨拶 不在時はポストに入れておく?
何度伺っても不在…といった時にはしつこく通うのも気が引けますし、一筆書き用の便箋(100円ショップに色々あります)にひとこと簡単なご挨拶を書いてポストに入れておくことをおすすめします。
特別丁寧な言葉を並べる必要はありません。相手がどういった性格の人かわかりませんし、
「上の階に越してきた〇〇です。ご不在でしたのでお手紙にて失礼します」
と、差し障りない一般的な挨拶で十分です。
ポストのサイズに問題なければ粗品を一緒にいれておくのもいいと思います。
(粗品は必ず用意しなければいけないということではありません)
ドアノブに残していくと前述したような不在を知らせてしまう心配もありますが、ポスト投函であればそこの住民しか開かないのでもし相手が女性の人でも安心できるかと。その際はポストから手紙や粗品がはみ出さないように気を付けてくださいね。そのままの状態だとドアノブにかけっぱなしの状態と同じで不在であることがわかってしまいますので。
このように「ご挨拶に来ましたよ」というアクションを残しておけば後日何か言われる心配もありません。世の中いろんな人がいますので、ね^^;
気のいい人であれば日を改めて向こうから挨拶にきてくれることもあるでしょう。
隣人との関係も薄れてきている現代ですが、何かあった時の為にやはり挨拶くらいはできる関係が望ましいと思います。
お互いの距離を保ちつつ、良いご近所付き合いができるといいですね。
まとめ
- 防犯を理由に居留守を使う人もいることを理解しておく
- 明らかに居留守とわかる家以外はドアノブに粗品をかけておくのは避けた方が無難
- しつこい訪問にならないように不在時は簡単な挨拶文をポストに入れて対応する
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