掃除や引越しをきっかけにガスコンロのホースを交換する方、いらっしゃいますよね。
でも、気をつけて。
ガスコンロのホースは都市ガス用とプロパンガス用と種類があるのです。
間違って使用を続ければ思わぬ事故の原因になることも。
ふたつのホースの違い、そして取り付け時の設置具合や使用する長さについてまとめました。
ホースの交換を考えている人はまずこちらを確認してみてくださいね。
ガスコンロのホースは都市ガス用とプロパン用どっち?
ホームセンターでも販売されているガスコンロ用のホース。
交換しようといざ買いに来たはいいものの…
「2種類あるんだけど…どっち買ったらいいの?」
こんな場面に直面したことありませんか?
ガスコンロのホースは都市ガス用とプロパン用(LPガス)の2種類あるんです。
ですので今お住まいの家でどちらを使っているかによって合わせる必要があります。
プロパンガスであれば家の周りのどこかにガスボンベが設置されています。
↓こんなのですね。
都市ガスであればガス管は地中に埋まっているのでガスボンベは見当たらないはずです。購入前にこの点を確認しておきましょう。
もし間違えて別のものを買ってしまった場合、「もったいないから」とそのまま使うことは絶対に避けてください。
都市ガス用には都市ガス用、プロパンガス用にはプロパンガス用。
区別されているのにはちゃんと理由があります。
このふたつのガスは圧力や重さ、成分にも違いがあるため燃え方にも違いが出るのです。
圧力の低い都市ガス用のホースを間違ってプロパンガスに使うと大変なことに。
重大な事故につながる可能性もあるので素人判断での使用は絶対にやめましょう。
ガスコンロのホースを設置するにあたって
ガスの元栓の位置にもよりますが、ガスコンロとホースで繋げた際に
「これ、ホース長すぎるんじゃないか?」
と首をかしげる人もいるのではないかと思います。
実際、私の家のホースも長いです。
長いホースをどうしてるの?というとこんな感じになります。
少しコンロ下に入り込んでいますが特に問題なく使えています。
なじれに気を付けて、写真のように大きな円を描くように曲げればOK。ホースが折れ曲がっていなければ大丈夫です。
私の家の場合はガス栓もコンロの取り付け口も左側なのでこのような形ですが、元栓が右側のお宅もありますよね。また、元栓の口が上向きの場合もあります。
設置の条件はご家庭でそれぞれ異なりますが、無理な曲げ方をせずにゆるやかなカーブで弧を描いていれば問題ないので安心してくださいね^^
あまり長すぎてもいけませんが短すぎてホースを引っ張る形になるのも安全とはいえません。無理に直線につなぐ必要はないのでご自宅のガス台の状態に合わせて設置するようにしましょう。
point無理のないゆるやかなカーブの円を描くように設置ガスコンロのホースのちょうどいい長さは?
さて、ガスコンロと繋いだホースは弧を描くように曲げればいいとご説明しましたが
「丸く曲げればいいなら長いままでいいか!」
というと、そうでもありません。
曲げたホースがガスコンロの発熱部に当たらないようにする必要があります。特にグリル付近は高温になる為この箇所を避けるようにうまく曲げるようにしてください。
それでも収まりが悪いようであればホースが長すぎるということです。その場合はホースをカットして長さを調節しましょう。ハサミを使えば簡単にカットできますよ。
また、調理の際にコンロ周りの油汚れを防止する為でもありますが、私の家ではレンジパネルを取り付けることでコンロ後方にあるホースはきれいな状態を保てています。
油汚れによる劣化や調理時の熱からも守ってくれるのでおすすめです。ホームセンターで多く取り扱っていると思いますので、ホースを購入する際に一緒に買っておくといいかもしれませんね。
ご使用のガスコンロや元栓の位置によって最適な長さは異なるので「〇〇㎝で!」という指定はできませんが
- ねじれていないか
- 無理に折れ曲がった形になっていないか
- 引っ張った状態になっていないか
この点が問題なければちょうどいい長さだといえるでしょう。
以上のことに気を付けながらホースの交換作業を進めるようにしてくださいね。
まとめ
- 都市ガス用とプロパンガス用、それぞれ専用のホースを使うこと
- ホースの設置は直線にこだわらずにゆるやかな弧になっていれば安全面でも問題ない
- ホースの長さは長すぎず短すぎず、設置状況に合わせたちょうどいい長さで
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