進学や就職で引っ越しが増える春の季節。
一人暮らしを始める、という人も多いと思います。
でも、女性の一人暮らしの場合
重要なのが物件探し。
防犯のこと、きちんと考えてますか?
よく『2階以上の部屋』って言われますが実際のところどうなのでしょうか。
何階なら安全だといえるのでしょうか。
そんなお部屋探しでお悩みの方へ、防犯面でのポイントとアドバイスをまとめました。
これから新生活を控えている女性はぜひ目を通してみてください。
女性の一人暮らし 最上階だからこその危険
女性の一人暮らしは防犯意識が大事。
物件探しにも『2階以上の部屋』を希望する人が多いと思います。
では、階が上であればあるほど安心といえるでしょうか。
答えは「No」です。
実際にあった私の友人の話です。
この話を聞いた時はぞっとしました…。
私の友人は4階建てのマンションに部屋を借りていて最上階に住んでいました。
ある日、夜中ふと目が覚めた時のこと。
…
…
…誰かがいる。
真っ暗で何も見えないけれど、そこに人の気配を感じ、
そしてガサゴソと辺りを物色し始めた。
起きていることに気づかれたら危険だと感じた彼女は
そのまま寝たふりを続けて不審者が出ていくのを待ったそうです。
財布は盗まれてしまったけれど、彼女自身の身に何もなくてよかったと心底ほっとしました。
彼女はちゃんと施錠もしていましたが、不審者に侵入されてしまいました。
就寝中だったということもありどうやって部屋に入ったのかは全くわからないそうで…。
最上階だと出入りする人間の数も減るので目撃される確率も減りますし
屋上からベランダを使って侵入、という危険が他の階よりも増します。
安易に「1階じゃないし最上階だから大丈夫でしょ!」と思わないことです。
もし気に入った物件が最上階であった場合、
- 隣接する建物の構造はどうなっているか
- 侵入経路としての抜け道はないか
- 死角はないか
家族ともよく相談して、周りの環境をよく確認した上で部屋を決めるようにしましょう。
女性の一人暮らし 一階が避けられる理由
女性が物件探しをする時、
ほとんどの人が1階の部屋を避けるでしょう。
しかし、1階物件は家賃が安いため、経済面などを理由にやむなく1階を選ぶ人も。
ですが、もう一度ここで確認しておきましょう。
なぜ家賃が安いかというと
当たり前ですが他の部屋よりも生活面での質が劣るからです。
それは防犯の意味も含まれています。
まず洗濯物は安心して干せないと思っていいでしょう。
下着でなくても、盗る人は何でも盗ります。
そして1階であるがゆえに
ベランダと道路が面していればカーテンもおちおち開けられません。
視界の届きやすい1階だからこそ部屋の中をチェックされる可能性も。
一番のメリットである『家賃の安さ』。
誰だって抑えらえる出費は抑えたいと思います。
ですが、女性の一人暮らしで考えるなら極力避けるべき。
どの階でも100%安全であるとは言えませんが
リスクを減らせるのであれば、そこはセキュリティ費用を含む家賃として考えた方が賢明です。
安心をプラスするためにも、削るべき出費ではないと私は考えます。
女性の一人暮らし 二階も油断は禁物
「私の部屋は2階だから大丈夫!」
と、思っていませんか?
女性の一人暮らしの場合、そういった油断が命取りです。
比べれば、1階よりも2階の方が安心かもしれません。
でもそれは『1階よりはマシ』という程度であることを忘れないでください。
よからぬことを考える人は
上からだって下からだって、どこからだって侵入してくるんです。
- 防犯グッズを活用する
- 洗濯物には男物を混ぜる(ある程度のバリエーションを揃える)
- 使用するカーテンは女性的なデザインのものを避けるようにする
- 部屋に誰もいなくても「だたいま!」の一声を癖づける
- 玄関の出入り時は必ず周りを確認して速やかに動いて即、施錠!
高価な防犯グッズでなくともいいのです。
「ここは防犯意識のある家だ」
と見た目からもわかるようにしておくことが肝心です。
侵入を完全に防ぐことができなくても
手間取る時間が多ければ多いほど防犯対策として意味を成します。
けして他人事と考えないこと。
自分の安全は自分で確保するしかありません。
普段から防犯意識を緩めないように心がけてくださいね。
まとめ
- 防犯意識がなければどの階でも同じ(階の高い部屋だからと安心しない)
- 家賃の上がる2階以上の部屋は防犯費用も含まれているものと考えるべき
- 防犯グッズを活用し、普段から意識を緩めないこと
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