用事が早めに片付いたから
予定していた新幹線より早い時間の列車に乗りたいんだけど…
なんて状況に陥っている人、案外多いのではないでしょうか。
「自由席なら前倒しで乗れそうだけど…」
「変更せずにそのまま乗ったらバレちゃうかな?」
と色々気になっちゃいますよね。
そこで今回は、
『指定席よりも早い時間の自由席に乗ったらバレるのか?』
についてわかりやすく解説していきます。
変更の手続きについても併せて確認できますよ。
※本記事は2023年10月現在の情報になります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
新幹線で指定席より早い時間の自由席に乗るとバレる?
今持っている指定席切符の時間より早い自由席に乗りたい。
…とお考えになったことのある人、多いのではないでしょうか。
でも、
「時間も違うし、席も違うからバレるかも?」
と躊躇してしまいますよね。
結論から言ってしまうと、
『ルール上はダメだけど乗れないことはない』
といった何とも運次第な回答があげられます^^;
まず、
『バレる時とバレない時がある』
についてですが、まず改札機ではそのまま通過できるのでこの時点ではバレません。
「決められた時間より早く改札を通って引っかからないの?」
と不安に思う人もいるかもしれませんが、改札機は日付のチェックはしても時間のチェックまではしていません。
早めに改札を通ってホームで指定の新幹線を待つ人もいますからね。
バレてしまうのは車内検札の有無によります。
最近は切符確認をしないこともあるので運が良ければバレずに乗車できますが、場合によっては注意されてしまうことも。
ただ、この場合注意は受けても車掌さんの裁量によって容認されることもあるんですね。
というのは、新幹線を利用するのはビジネスマンが多いため、出張や商談による急なスケジュール変更はよくあることだからです。
そのたびにみどりの窓口で変更手続きを受け付けていてはJRとしても面倒だから…といった背景もあって黙認してもらえることも多いようです。
そういった意味で
『ルール上はダメだけど乗れないことはない』
ということが言えるわけですね。
ただ、何度も繰り返す悪質な常習者だと車掌さんに判断されれば、
「自由席特急券代をお支払いください」
と言われてしまう可能性もゼロではないのでその点は十分留意しておきましょう。
新幹線で指定席より早い時間に変更する手続き
予定していた時間より早い新幹線に乗りたい場合、乗車変更するのがマナーです。
そうすることで手もちの特急券は無効になり乗るはずだった便に空きができ、キャンセル待ちの人が乗車することができます。
何よりきちんと手続きをすることで
「バレるだろうかバレないだろうか」
とびくびくしながら乗車することもなくなりますからね。
指定席特急券は予約していた時間、つまり列車が発車する前なら1回に限り無料で変更することが可能です。
手もちの指定席特急券を持ってみどりの窓口へ行きましょう。
もし指定席が空いていれば変わらず指定席に。
指定席が満席だった場合は自由席に変更することが可能です。
ちなみに1度変更した指定席を
「もう一度変更したい」
と思っても2回目の変更はできません。
その際は指定席特急券を払い戻しした上で、早い時間の特急券を買い直すことになります。
その際は払い戻し手数料がかかりますので、窓口で指定の手数料をお支払いしてくださいね。
まとめ
- 車内検札でバレた場合注意は受けても黙認してもらえることもある
- 悪質な常習者と判断された場合には特急券を買い直さなければならないことも
- 指定席特急券は1回に限り変更が可能なのできちんと手続きをするのが吉