息子夫婦に子供が生まれて
初めて迎える初節句。
「何かお祝いを用意するべき?」
「お祝いの相場っていくらくらい?」
などなど、
祖父母の立場から色々と悩むことは多いですよね。
そこで今回は、
◎孫の初節句には何をしてあげればいいのか
◎お祝いの相場はどれくらいなのか
これらを焦点に解説していきます。
初節句のお祝いについてお悩みの方は必見です!
初節句のお祝い 息子夫婦に何かするべき?
可愛い孫が生まれて、もうすぐ初節句。
「やっぱり何かお祝いを用意するべき…?」
と首をかしげている方も多いのではないかと思います。
息子の親として何かしてあげたいという気持ちはあるものの、何をしてあげたらいいかと色々考えてしまいますよね。
結論として、地域によって小さな違いはあるものの、
●夫の実家がお祝いの席を設ける
といった形が一般的です。
ですので、息子夫婦へのお祝いは初節句の記念に両家揃って食事を振る舞うのがいいでしょう。
ただ、ご家庭の都合で息子夫婦とは離れて暮らしている…といったケースもあると思います。
そういった時にはお祝い金を包んで息子家族と嫁家族のお食事会にあててもらうのもありですね。
息子の子供ということは内孫にあたりますし、両家のつり合いもあります。
何より息子の立場もありますので、嫁の実家がお祝いを用意しているのに自分たちは何もしないというのは避けるべきでしょう。
初節句のお祝いは何がいい?
お祝いの席を設けるのはいいけれど、
「何か形に残るものを贈ってあげたい…」
と考える方もいらっしゃることでしょう。
嫁実家が兜や雛人形を贈るのに対して、自分たちも記念に残る何か喜ばれるものを贈りたいと思うのは当然のことです。
ただ、その気持ちがかえって逆効果になってしまうこともあります。
例えば鯉のぼり。男の子の健やかな成長を願う縁起物ですが、今の住宅事情では邪魔になってしまうこともあり得ます。
また、市松人形や浮世人形ももらった側としては扱いに困る…なんてことも。そんな状況は避けたいですよね。
ですので、一番いいのはやはり息子夫婦に何が欲しいか尋ねてみること。
「○○がいい」
と明確な答えがあれば希望する品を贈ってあげるに越したことはありません。
逆に、
「なんでもいい」
と言われたのなら嫁実家と同等くらいのお祝い金を包むのがベターです。
無粋と思う人もいるかもしれませんが、現金は邪魔になりませんし、正直一番使い勝手の良い贈り物です。
孫の成長に合わせて有意義に使ってもらえるものですしね。
お金を贈るだけじゃ味気ないと考える方は写真館で息子夫婦と両家揃っての記念撮影をするのもおすすめです。
スタジオでの撮影はそれなりのお金がかかりますから息子夫婦にも喜ばれることでしょう。
せっかく送るお祝いですから喜んでもらえるものを贈りたいもの。
自分たちの価値観だけで決めずに息子夫婦の意見を耳に入れた上で何をお祝いすべきか考えると良いですね。
初節句のお祝い 祖父母からの贈り物の相場
祖父母の立場からお祝い金を用意するとなると、相場的にはいくらくらい用意するものなのでしょうか。
結論としては、5~30万円とかなり幅広いものになります。相場はあってないようなものですね。
というのは、嫁実家が用意するお祝いとつり合いを考えて用意するものであるからです。
前述の通り、兜や人形は嫁実家が用意することが多いです。が、決して安い買い物ではありません。
平均的に見繕っても10~20万円はするものです。となると、やはり同等以上の金額を考えるのが妥当でしょう。
何より内孫にあたるわけですから、息子の立場からみれば自分の親が嫁実家よりも少ない金額というのはあまり気分の良いものではありませんよね。
嫁実家が15万円相当の品を用意したのであれば、20万円程度は用意すべき。『紅白蝶結び』ののし袋に入れて初節句のお食事会当日に渡しましょう。
記念すべき孫の初節句。
離れて暮らしていても、近くに暮らしていても、変わらず祖父母からのお祝いの気持ちを届けてあげられるといいですね。
まとめ
- 嫁実家が節句飾り、夫実家がお祝いの席を設けるのが一般的(地域差あり)
- 形に残るものを贈りたい時には両家揃っての記念撮影をするのもおすすめ
- お祝い金を包む場合には嫁実家よりも気持ち多めの額を用意するべし