秋冬の時期には大活躍のスエード靴。
いざ履こうと靴箱から出してみたら
白い斑点がポツポツ…
これって…もしかしてカビ!?
これがお気に入りの靴だったら
相当ショックですよね。
でも大丈夫。
正しい落とし方を知っていれば
ちゃんと元通りになりますよ。
今回は靴にできたカビの落とし方と
その予防法について体験談を交えながら解説していきます。
生えてしまった靴のカビにうなだれている人は
ぜひご一読くださいね。
スエード靴にできたカビは水洗いできる?
スエード靴についた白い斑点。
そう、まさしくカビです。
「これって水洗いで落ちるのかな…」
と思ったそこのあなた、ストップストップ!
スエード素材はとてもデリケートなので水洗い厳禁なんです。
生えてしまったカビを落とすには革専用のカビ取りスプレーを使うのがおすすめ。
ちなみに私が使ったカビ取り剤はこちらです↓↓
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ネットでも買えますが、私は近所のイオンの靴屋さんで買いました。
できてしまったカビを落とすならこれが一番、と店員さんイチ押し商品とのことで。
次に大事なのがスエード専用のブラシですね。
普通の靴用ブラシだとスエード素材を傷めてしまうので、かならずスエード専用のものを選びましょう。
靴屋だと500円くらいで売ってましたが、私はダイソーで揃えました。
ほとんど同じ仕様だったので100均のもので十分だと思います。
あとは新聞紙と古布とマスクがあればOK。
ゴミ捨て用のビニール袋も用意してください。
それではカビの落とし方について詳しく解説していきます。
スエード靴にできたカビの落とし方
ではまず作業するスペースを確保しましょう。
玄関等で行うとカビ菌をまき散らしてしまうことになるので、ベランダや庭など風通しのいい場所で新聞紙を敷いて作業します。
またカビ菌を吸い込んでしまわないように、マスク着用で!
準備ができたら靴表面に生えたカビをブラシでこすり、払い落としていきます。
スエード素材はデリケートですので、優しくブラッシングしましょう。
トントン、と軽くこすると落ちていきますよ。
↓ブラッシング前↓
↓ブラッシング後↓
一見キレイになったように見えますが、カビは奥深くまで根付いてしまっている可能性があります。
そこで先ほど紹介したカビ用ミストの出番です。
古布にスプレーして染み込ませます。
結構色移りするので捨ててもいい布を用意するといいですよ。
私は古タオルを使いました。
染み込ませた面でスエード表面をふき取っていきます。
前面、後面、側面と新しい布面を使って拭きあげていきます。
拭き終わったら最後にカビ用ミストを靴全体に吹き付けましょう。
このカビ用ミストは抗菌剤が配合されているので、カビの除去だけでなくカビの抑制効果も発揮してくれるんです。
店員さんイチ押しなだけありますね。
スプレーし終わったら風通しの良い場所で半日~1日ほど陰干しします。
最後に再度ブラッシングしたら完成です!
使い終わった新聞紙、マスク、古布はビニール袋にまとめてカビ菌が飛び散らないように口をしっかり閉めて捨ててください。
ブラシはこれから先も使えるようにカビ用ミストを吹き付けておくといいですよ。
スエード靴のカビ予防対策とは
靴が元通りキレイになってひと安心。
クリーニングに出すとそれなりの料金がかかってしまいますので、お家のケアでカビ取りができるに越したことはありませんよね。
ただ、そもそもなんでカビが生えてしまったんだろう…と思い、色々調べてみたんですが。
●カビは湿気の多い環境を好む
●汚れの多い場所だとカビは繁殖しやすい
と、いったことがわかりました。
つまり、汚れたままのスエード靴を靴箱に入れっぱなしにするのが一番マズいということ。
私の場合、靴箱も普段から換気をする習慣もなかったのでそのあたりがカビが生えてしまった原因と考えられます。
そこでカビ予防対策として、
◎靴箱の中に除湿剤を置くこと
◎週に1度は靴箱を開けて換気をすること
この3点を実践することにしました。
功を奏しているのか、それ以来スエード靴にカビが生える気配はありません。
カビを放置しておくと根が奥深くまで入り込んで自分でケアするのは難しくなってしまいます。
普段からできる予防対策で大事な靴を長く愛用できるように心がけましょう。
まとめ
- スエードはデリケートな素材なので水洗いするのは厳禁
- 使用するカビ取り剤は抗菌効果のあるものを選ぶとカビ予防にもなるのでおすすめ
- カビは汚れて湿気のある環境を好むのでブラッシングや除湿剤を活用すること