息子夫婦が結婚して
始まった親同士のお中元のやり取り。
でもこれっていつまで続けるものなの?
始めた以上ずっと続けないといけないの?
なんて疑問に思っている人もいることでしょう。
そんな実家同士のお付き合いの形について
まとめました。
お中元、そろそろやめたいな…とお考えの方はぜひご一読を。
嫁の実家へお中元はいつまで送るもの?
「お中元のやり取りっていつまで続けるもの?」
「お金もかかるしそろそろやめたいんだけど…」
なんて思いでいる人は少なくないのではないでしょうか。
息子の結婚を機に始まった親同士のお中元やお歳暮のやり取り。
何も気にせず送っている人もいれば、毎年手配が面倒…と思いながら送っている人もいることでしょう。
結論として、基本的にお中元やお歳暮のやり取りに終わりはありません。
ただ、終わらせることができないというわけでもありません。
というのは、
●三年間だけ続けてやめた
●孫ができたのをきっかけにやめた
●年金暮らしになったのを機にやめた
…といったように家によりけりの理由で、お中元のやり取りを途中からやめた家庭も多くあるからです。
お互いの家が「やめたい」と思っているのに、義理堅く続けている…なんて状況ならば本末転倒ですよね。
もし、お中元のやり取りを終了させたいと考えているならば、お嫁さんをもらった婿側の家から申し出るべき。
その方が角が立たないからです。
古い考えに思う人もいるかもしれませんが、嫁側の実家と比べて婿側の実家の方が格が上と考えはいまだに残っています。
そういった意味合いからも、婿側の家から動いた方が丸く収まることが多いんですね。
ですのでお中元を受け取った後、御礼の電話で
「今年もお気遣いいただいてありがとうございます」
「今後は堅苦しい挨拶はなしにしませんか?」
と提案してみるといいかもしれません。
案外お嫁さんの実家も同じ考えだったけれど、自分達からは言えずじまいだった、なんてパターンもあると思いますよ。
お中元をやめたいと言い出しにくい時には
婿側から申し出た方が角がたたないとはいえ、
「自分たちの口からは言い出しにくい…」
と思うところがあるのであれば、息子夫婦に間に入ってもらうのが一番です。
まずは相手方のご両親がお中元に関してどのような考えでいるのかを確認してもらいましょう。
「毎年ありがたいんだけど、あちらのご負担になっていないかと思って…」
といった感じで、息子さんからお嫁さん経由でそれとなくあちらのご両親に聞き出してもらうといいですね。
その流れで、
「お中元を辞めるのはどうか」
という意向を伝えてもらうとスマートでしょう。
お中元 結婚後親同士のお付き合いの形とは
そもそもお中元とは、普段からお世話になっている人へのお礼の意味を込めた感謝の品です。
ですので、普段からこまめに連絡を取り合っていないのに親同士の家がお中元やお歳暮のやり取りをするのはただの形式的なものでしかないと考える人もいます。
私の家がそのケースでした。
母の話になりますが、結婚後最初のうちは何度かやり取りをしたものの
「堅苦しいのでやめにしませんか?」
と、どちらともなく言い出したそうです。
お中元のやり取りがなくなったことで
「毎年色々考える負担がなくなってよかった」
と肩の荷が下りた心持ちだったとか。
お中元お歳暮のやり取りこそなくなりましたが、暑中見舞いや年賀状のやり取りは続いていました。
お互いの近況報告や季節の挨拶はお金のかからない形になるようにおさまった、ということですね。
いろんな家庭があって、いろんな考えがあると思います。
そんな背景を含めて、子供夫婦の実家同士はつかず離れず、失礼のない距離を保つお付き合いができればそれが一番良い形ではないでしょうか。
まとめ
- お中元のやり取りをやめたい時には婿側の親から申し出た方が角がたたない
- 言い出しにくい時には息子夫婦に間に入ってもらって事を進めるとベター
- お中元やお歳暮のやり取りはなくても暑中見舞いや年賀状でつかず離れずの距離は保てる
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