マスクをしないといけないけれど
夏場はさすがに暑すぎて無理!
…なんて誰もが思うお悩みですよね^^;
そこで蒸れないマスクの作り方をご紹介!
洗えるので何度も使えますし、
作り方も簡単です。
項目別にわかりやすくご説明していますので
マスク蒸れでお悩みの方はぜひチェックしてみてくださいね。
蒸れないマスクの素材って?
マスクかぶれにならないように、夏場はできるだけ通気性のいいマスクを使いたいもの。
そこでレース生地を使ったマスクを作ることに。
今回はこんな生地を使います。
薄手の素材なので見た目も涼やかです^^
外側はこの生地を使いますが、内側はガーゼ生地を使います。
ちょうどレース生地の柄が透けていい感じになるはず。
…というわけで、さっそく作っていきましょう!
蒸れないマスクの作り方を実践
まずは材料を揃えます。
●レース生地(外側)…約16×15センチ以上を2枚用意
●ガーゼ生地(内側)…約16×12センチ以上を2枚用意
●マスクゴム…約25センチを2つ
●糸(ミシン用)
使った型紙はコチラ。1センチの縫い代混みです。
ではこれらを使って蒸れないマスクを作っていきます。
最初に水通しをしておく
最初のポイントとして、縫い始める前に水通しをします。
洗濯というか、洗剤を使わない水洗いですね。
そうすることで生地が縮みます。
先に生地を縮ませた状態で作れば、マスク使用後に洗っても同じサイズを保つことができます。
ですので、レース生地とガーゼ生地両方水通しをお忘れなく。
左右の生地を縫っていく
左右を縫い合わせるので表面と裏面2枚ずつ生地を用意します。
まず内側が中表になるように合わせてまち針で固定したら、1センチの縫い代を縫っていきます。
試しに重ねるとこんな感じになります。
曲線の部分がキレイな線を描くように注意しながら縫ってくださいね。
縫い合わせた部分に切り込みを入れる
縫い合わせた箇所に三角の切り込みを入れていきます。
この工程はなくても良いのですが、やるのとやらないのとでは仕上がりの出来に差が出てきます。
表面と裏面を縫い合わせた時に内側でゴワゴワして、アイロンをかけてもキレイな形になりません。
ちょっとしたことですが、やっておくことをオススメします。
表面と裏面を縫い合わせていく
縫い合わせた部分をアイロンで開いておきます。
ここまできたら先ほどと同じく内側が表生地になるように、レース生地とガーゼ生地をあわせてまち針で固定します。
針をさし終わったらミシンで縫い合わせていきます。
上下を縫い合わせる
ではまず上部からミシンをかけていきます。
縫い代は1センチです。
先に縫い合わせた中央の部分が縫いにくいので気を付けながら塗っていきます。
最後まで縫ったら返し縫いをして次は下部を縫います。
上部下部どちらとも縫い終わったらまたハサミを入れておきます。
この部分の切り込みは三角じゃなくて大丈夫です。
マスク本体の完成まで
横の穴からひっくり返して形を整えます。
【外側】
【内側】
その後マスクのふちにアイロンをかけておきます。
こういったひと手間ひと手間がキレイに仕上げるコツです。
アイロンが終わったら、ふちギリギリのところをミシンで縫っていきます。
上部が終わったら、同じように下部もふちギリギリを縫っていきます。
中央部の曲線部分が縫いにくいので、ミシンの速度はゆっくりめがいいかもしれません。
ここまで縫い終わったら、マスクゴムの通り道を作ります。
ガーゼ生地にあわせてくるりと一回折って、
更にもう一度折ります。
そしてまち針で固定。
左右同じの長さになっているか確かめます。
確認できたらマスクゴムの左右の通り道を縫っていきます。
【マスク外側】
【マスク内側】
これでマスク本体の完成です。
マスクゴムを付けて完成
出来上がったマスク本体にマスクゴムを通していきます。
ひも通しを使うと通しやすいです。
手芸店にもありますが、100均でも扱っているお店がありますよ^^
片耳25センチで作っていますが、顔にフィットしていないと意味がないのでご自分のサイズにあった長さに調節してみてください。
そして通したゴムを結んだら結び目を見えないように移動させれば完成!です。
外側はレース生地、内側はガーゼ生地で作りましたが、接触涼感の生地を利用して作るのも厚さ対策も兼ねてアリだと思います。
さて、うまくできましたでしょうか^^
蒸れないマスクは洗えるので繰り返し使えるのも嬉しい
布マスクの一番のメリットは洗って繰り返し使えることです。
洗う時には中性洗剤を使って『優しく手洗い』が基本になります。
一回使うごとに洗うよりもある程度まとめた数を洗う方が効率はいいと思います。
汗をかく時期のためにいくつかストックを作っておくといいかもしれませんね。
以上、蒸れないマスク素材と作り方のご紹介レポでした。
暑いけどマスクをしなければいけない人の参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 向こう側が見えるくらいの薄手のレース生地を使って作ると蒸れにくいマスクが作れる
- アイロンをかけたり切り込みを入れるといった少しの手間を省かないようにするとキレイな仕上がりに
- マスクを洗う時は生地が傷まないように中性洗剤で洗うように気を付ける