結婚式の友人スピーチをお願いしようとしたものの、
誰も引き受けてくれない…
「快く引き受けてくれてくれると思ったのに…」
そんな思いで落ち込んでいる人もいるかもしれませんね。
でも、友人側が断るには理由がちゃんとあるはずなので、
その点は理解しなければいけない時もあります。
ただ、どうしてもスピーチをしてくれる人が見つからない時は
一体どうしたらいいのか。
そんな時の代替案をご紹介!
うまく活用してスムーズに結婚式の準備を整えましょう。
結婚式のスピーチを頼む人がいない時には?
いざ結婚式の日取りが決まると当日の準備に向けて何かと忙しくなりますよね。
一生に一度の晴れの日です。
素敵な思い出の一日にしたい!とは思うものの、本人達の思いとは裏腹に
「スピーチを頼まれてくれる友人がいない!」
と嘆いている人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
学生時代はあんなに仲良くしてたのに…と、なんとなく裏切られたような気持ちになってしまう人もいるかもしれません。
スピーチを断る友人の理由としてはこんなところだと思います。
●卒業後何年も連絡を取っていなくて今更感がひどい
●特別仲良いわけでもなかったのに「なんで自分が?」と思っている
●頼んでくる時期が遅すぎる(もっと早く言ってくれれば…と思う人も多い)
●女性の場合、妊娠中や小さな子供がいて責任もってやり遂げられるか不安
●どんなことをどんな風に話したらいいのかわからない
●とにかく知らない大勢の人の前で話すなんて緊張しすぎて無理!
自分が逆の立場だったら?
同じように思いませんか?
『おめでとう』とお祝いする気持ちがないわけではないのです。
単純にめんどくさいという理由で断る残念な人も稀にいるかもしれませんが、頼まれる友人側としても毎日忙しい日常の中で慣れないことを責任持ってやれるかどうか。
自分のせいで式の空気を悪くなってしまったりしないかと色々考えてしまう人もいるんですね。
既に家庭を持っている人はスピーチの準備に職場での時間も家での時間も削られるわけですし、その上で失敗なんてしてしまったら…と相手のことをきちんと考えるからこそ
「ちょっと考えさせてもらえないかな?」
といった返答をするのだと思います。
「もうすぐ結婚!楽しみ!」
と気持ちが盛り上がっている自分と友人側とのテンションに差があるのは当然のことなので、特別落ち込む必要はないのです。
むしろ、
「じゃあ代わりに式をどういった進行にするか?」
と早めに頭を切り替えることが大事なポイントになってきます。
気持ちが盛り上がるのは大いに構いませんが、やるべきことについて冷静に物事を進めるように努めましょう。
スピーチの代替案としていくつかご紹介しますので、自分たちが描いている式の好みやイメージに合うものがあればぜひご活用してみてください。
結婚式の友人スピーチの代わりになるぴったりの案を選ぼう
昔と違って地域性を含め、結婚式も年々新しい演出が多くみられるようになりました。
しかし、両家の家族や親戚一同にとっては王道な式次第での進行ですすめられる結婚式を描いている人もいるわけです。
自分たちが知らない、友人視点での新郎新婦の話を楽しみにしている人もいることでしょう。
となると、やはり友人スピーチは外せないものになってきます。
「でも、頼める人がどうしても見つからない…」
そんな時の打開策としていくつかご紹介したいと思います。
自分なりのアレンジも加えつつ、使えそうなものがあれば大いに実践してみてくださいね。
司会の人にテーブルインタビューしてもらう
友人がスピーチを断る大きな理由は式の規模にもよりますが、やっぱり親族を含む大勢の中で下手な失敗はできないと思っていることが大きいでしょう。
つまり、緊張に耐えられない人が多いのです。
「1人では無理だけど、2人でのスピーチなら…」
とOKをもらえる場合もありますが、こればっかりは友人関係によりますので無理なケースも考えられます。
なかなかスピーチを受けてくれる人が見つからない場合は、司会の人に式会場のテーブルをまわってもらって友人インタビューをお願いする、といった形を取るのもアリです。
友人からすればスピーチの原稿を考える必要もなく、司会からの質問に答えるだけでいいので友人側としての負担も少ないですよね。
もし気の利いた言葉が出てこなくても席周りには共通の友人もいるはずですから、うまくフォローしてくれたり司会の方も上手に空気を読んで下さると思います。
となると、この場合は受け答えのやり取りが得意なベテランの司会の方をお願いしておくことが大切ですので、式場スタッフとの事前相談をしっかりしておきましょう。
お堅い空気の中でスピーチをするよりも、逆に空気の和む楽しい時間になることかもしれませんよ^^
ただ、招待状や受付で
「式の途中で友人の方々へ簡単なテーブルインタビューを行います」
「どなたが指名されるかわかりませんのでお楽しみに♪」
といった事前の案内はしておいた方がいいかもしれませんね。
司会の人に手紙を読んでもらう
一番仲良くしていた友人で、当然式には出席してもらいたかったけれど、それぞれの都合で出席もスピーチも難しい…といったケースもあると思います。
スピーチを依頼するのは、基本仲の良かった友人です。
でもその友人に断られた場合、代打の人をお願いすることもあるでしょう。
ですが、代役の人からすればそれこそ
「なんで私が?」
と当然思うでしょうし、断られる率も高いです。
そんな時は元々考えていた友人に相談して、手紙を書いてもらってはどうでしょうか。
手紙を書くくらいならそれまでの負担にはならないはずです。
都合により式には出席できなかったけれど、新郎新婦へのお祝いの言葉をどうしても伝えたかった…といった具合の前フリを司会の人にお願いして代わりに友人の手紙を読んでもらう、といった形ですね。
手紙もいいですが、もし時間に余裕があるならお祝いの動画を用意してもらうのも良いでしょう。
スマホのアプリを使えば動画編集もそんなに難しいものではないので、その辺りは依頼する友人にできる範囲でお願いできないかとまずは相談してみることです。
お金を払って代行サービスを依頼
「別にスピーチなんてなくてもいいんだけど…」
考え方は人それぞれなので、スピーチ自体を式次第からカットしてもいいと考える人もいることでしょう。
ですが、結婚式について新郎新婦の両家が色々と口出しや要望を突きつけてくるご家庭も少なくありません。
スピーチがなかったばかりに
「この人、友達いないのかしら?」
なんて姑さんから妙な勘繰りを受けてしまったり。
今どきの結婚式はスピーチ自体がなくても、そこまで違和感を感じることはないんですけどね。
実際私の友人の結婚式も、式の時間が関係していたのか新郎新婦共にスピーチはカットされていましたが、
「スピーチなかったね」
と別の友人に突っ込まれるまで気が付かなかったくらいです^^;
でも家の事情でやっぱりスピーチはどうしても必要…といった時には代行サービスを利用するのがお手軽だと思います。
もちろん費用はかかってしまいますが、そこはやっぱりプロだからこそ安心して任せられるでしょう。
もし、
「あんな友達いたっけ?」
と誰かに突っ込まれても習い事や以前の職場で仲良くなった…といった具合にうまい言い訳を用意しておけば万事OKです。
準備は抜かりなく。
素敵な式になるといいですね。
以上、何かしらの参考になりましたら幸いです。
まとめ
- 仕事の多忙期だったり家庭の事情だったりどうしても快諾できない時が友人にもあることを理解する
- 代替案をうまく活用して逆に和やかな時間を演出するのもベター
- スピーチだけにこだわるのではなく式全体にきちんとまとまりがあるかしっかりと確認を