坂本龍馬ゆかりの霧島で塩浸温泉の足湯を楽しもう!資料館もお勧め!

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坂本龍馬が新婚旅行に訪れた地として有名な鹿児島県の霧島。
龍馬は寺田屋事件で手にうけた刀傷を
ここ霧島の塩浸温泉で癒したと言われています。

2010年に入浴施設、資料館ともに整備され
『塩浸温泉龍馬公園』としてリニューアルオープン。

龍馬ゆかりの地として今も愛されている塩浸温泉を訪ねてきました。
人気の足湯と龍馬資料館についてじっくり詳細をレポしたいと思います。

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坂本龍馬ゆかりの霧島にある塩浸温泉

坂本龍馬が妻のお龍を連れて、日本人として初めて新婚旅行をしたという話は歴史好きの人ならよく耳にする話ですよね。
先日鹿児島に立ち寄る機会があったので、龍馬が足を運んだという『塩浸温泉(現:塩浸温泉龍馬公園)』に行ってきました。

無料駐車場があるのでドライブがてらのんびりした時間を楽しみたい人にはオススメです。ただ駐車場はそこまで広いわけではなく、道沿いに垂直に停めるような形になるので駐車する時も出庫する時にも十分注意した方がいいですね。

確か8台ほどは停められるスペースがありました。私が行ったのは平日だったので満車になることはありませんでしたが、週末はもしかすると混み合うこともあるのかも?

では早速、散策してみるとしましょう。

お龍さん、美人ですね~^^

橋を渡って左手に進むと、龍馬像があります。

一番の目的は足湯だったんですが、紅葉も見頃な時期でラッキーでした。
係の人が教えてくれたんですが、ここは山の中なので午前中だとせっかくの紅葉が影に隠れてキレイに見えないのだとか。

11月20日でこのくらいの色づき。私が訪ねたのは大体13時くらいでしたが、ちょうどいい具合に光が差し込んで写真もばっちりキレイに撮れましたよ。時期的に紅葉を楽しみたい人は昼過ぎくらいを狙って行った方がいいかもしれませんね。龍馬たちが訪ねたのはちょうどGWくらいの時期だったそうで、5月の美しい新緑の風景を楽しんだことでしょう。

車が駐車してある辺りも、昔は宿が並んでいたそうです。
川を挟んで向かい側にも宿が並んでいて、その中のどこかに龍馬とお龍が泊まったらしいというところまではわかっているものの、はっきりとした記録が残されていない…とのこと。

今でこそ車で立ち寄れる場所ですが、龍馬とお龍はこんな山奥に自分たちの足で来たのか…とびっくりしました。

せっかくここまで来たのだから、龍馬の傷を癒した温泉を楽しんでいかなきゃですよね。
有料で園内の温泉施設を利用することもできます。※足湯は無料

【塩浸温泉 入浴料金】
大人:360円
小人:140円

男性は『龍馬の湯』、女性は『お龍の湯』と名付けられています。
どちらかというとここの入浴施設は県外の観光客より鹿児島県内の人が利用しているような印象を受けました。

塩浸温泉の足湯でポカポカ

橋を渡って右手に進むと龍馬とお龍の『縁結びの足湯』があります。

このにごりが特徴的。塩浸温泉と同じ源泉を引いてきているそうです。効能としては、神経痛・切り傷・皮膚病・胃腸病と多くの効能があるのだとか。

で、さっそく入ってみました。

私冷え性なんで足首冷えてて最初めっちゃ熱かったんですが、少しずつ慣らしていけばちょうどよくなってきました。

係の人が、

「混ぜ物(温度調整の水)なしの源泉そのままですよ~」

とおっしゃってましたね。

20分ほど足湯を満喫しましたが、体中がポカポカになりました。足湯目当てに行く人は脱ぎ履きが楽な靴と靴下がいいと思います。女性の方はストッキングは控えた方がいいですね。お手洗いも近くにありますけど、いちいち履き替えに行くのは面倒だと思うので。

あと、座る時は乾いた板を敷くので服が濡れることはないんですが、足ふき用のタオルだけは持参しておいた方がいいと思います。(ハンドタオル持っていってて良かった…汗)

ちなみに温泉たまごも売ってましたよ。

お昼を済ませていてお腹がいっぱいだったので断念。。
温泉たまごって家で作るゆで卵と違ってなんであんなに美味しいんでしょうね(笑)

足があったまったところで、『龍の背坂』と言われるパワースポットも散策しました。龍馬とお龍も何度もこの道を上り下りしたのだと思うとなんだか胸熱くなっちゃいました。

↓下から見たところ

↓上から見たところ

ただ、この坂めちゃめちゃ急なんですよね。昔のままの状態で余計な手を入れられていないと言いますか。

夏はサンダルだったり冬はブーツを履く人もいるかもしれませんが、ここの階段は作りが古くて水平に作られてないですし苔むしてて滑りやすいので、龍馬の散策道まで楽しみたい人はスニーカーで行くことをおすすめします。私自身、スニーカーでしたけどそれでも手すりがない場所はちょっと怖かったです。
間違ってもヒールのある靴で行くのだけは避けた方がいいです(笑)

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塩浸温泉にある資料館に行ってきた感想

時間がある人は龍馬資料館『この世の外』もオススメです。
龍馬の姉にあたる乙女に送った手紙の中に

「この世の外かと思われるほどめずらしいところだ」

と、塩浸温泉で過ごした内容が書かれてあったことから、資料館の名前に使われたそうですよ。

規模としてはそんなに大きなものではないんですが入場料もお手頃ですし、この龍馬公園の園長さん自ら丁寧な解説付きで館内を案内してくれます。

【龍馬資料館 この世の外 入館料】
大人 … 200円
小人 … 100円

撮影許可をいただいたので何枚か撮らせていただきました^^

龍馬がお龍とふたりで高千穂峰に昇った時のことを乙女に送った手紙に図解付きで細かく書かれてあります。以前、長崎にある歴史文化博物館に行った時にもこれと同じ手紙を見ましたけど、龍馬の人柄がにじみ出ている手紙だけに展覧されることも多いんでしょうね。

また、龍馬は気の利く性格だったというのは有名な話ですが、

「龍馬は女性の人に手紙を書く時にはひらがなで書いていたんですって!」

と、説明の際に園長さんがそんなことをおっしゃっていました。
龍馬の相手に合わせる細やかさがうかがえますよね。そりゃ当時の女性にもモテるでしょうよ。

他にも3メートルは超えるんじゃないかってくらいの手紙も展示されてました。

龍馬の頭の中からあふれてくるアイディアや伝えたいこと残したいことって際限ないんだろうなって感じさせられます。

ここに展示されている手紙は全てレプリカですが、原物のシミから墨のかすれから本当に細かく再現する現代の技術ってすごいですよねって園長さんが笑いながら話してくれました。

大河ドラマ『龍馬伝』に使われた天の逆鉾も展示されてますよ。NHKから寄贈されたそうです。

その他、龍馬の家紋入りの着物も記念撮影用に用意されてましたので日本の歴史好きの外国人の方とか喜ばれるかもしれないですね。刀の小道具とかも揃ってましたよ。
私は時間の都合上撮りませんでしたが、女性用の着物もあったのでお龍に扮して撮影を楽しむのもアリだと思います(笑)

脱藩して命を狙われ、気の休まる日もそうそうなかった龍馬が唯一心安らかな時間を過ごしたのがこの霧島での日々と言われています。この塩浸温泉は観光地としての派手さはないものの、龍馬ファンには外せないスポットであることは間違いないです。

足湯、資料館、坂道散策を含めて滞在時間は1時間半もあれば十分だと思います。
鹿児島へお越しの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

以上、龍馬の足跡を辿る旅レポでした。

アクセス・営業時間等

住所:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606番地
TEL/FAX:0995-76-0007
営業時間:9:00~18:00(入浴受付17:30まで)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日に振替)
アクセス情報:鹿児島空港からバスで10分、嘉例川駅から約3km

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