赤ちゃんが生まれて1ヶ月が近づくと
お宮参りの準備を始めるご家庭も多いことと思います。
でも喪中と重なってしまったり
入院していてなかなか都合がつかなかったりと
様々な事情でお宮参りが遅くなってしまう赤ちゃんも。
1ヶ月からだいぶ経ってしまったけれど
今さらお参りってしてもいいものなの…?
そんなお宮参りのお悩みについてまとめてみました。
どうするべきかまだお悩み中の人はぜひ目を通してみてくださいね。
お宮参りは遅くなっても行くべき?
いろいろあって行きそびれていたお宮参り。ご家庭の事情で1ヶ月を迎えてもお参りできないままの赤ちゃんもいることでしょう。
「もう半年経っちゃったんだけど今更行くのもどうなの?」
「周りの子がちっちゃいのにウチの子だけ大きいのも気になる…」
同じ日にお参りする他の家の赤ちゃんと比べてしまって、なかなか踏ん切りがつかない…。こんなお悩みを抱えたままの親御さんも結構いらっしゃるのではないでしょうか。
結論として、お宮参りが遅くなること自体に問題はなく、お参りする時期をどう捉えるかは個人の考え方次第ということになります。神社側に問い合わせたとしても結局はそれぞれの家の考えで決めることなので「こうした方がいい」といった返答は得られないでしょう。
周りのちっちゃい子達にまじってご祈祷を受けるのも気になるけど、他の人が当たり前のようにやっているのにうちだけやらないのもどうなの?と思う気持ちはわかります。
ですが、たとえ時期が遅くなってしまったとしてもお参りすること自体に今更ということはありません。大抵の神社は生後1ヶ月以降であればいつでもご祈祷を受けることができます。生まれてから初めてのお参りのことを『初宮参り』としているので『いつまでに』という決まりはないのです。
子供が成長した時に
「なんで自分はやってもらえなかったの?」
となんて質問されたら親としてはとても切ないものがありますよね^^;
もちろん宗教上の理由も関わってくると思いますが、将来子供に尋ねられた時にどのように説明できるかも考慮した上でどうするのか決めるべきなのだと思います。
お宮参りには行かない家庭もあるの?
こうするべき!といった答えがない以上、お宮参りに行くか行かないかで悩む人も多いと思います。
ただ、実際にお宮参りに行かない家庭もあるんですよね。
神社に納める初穂料がもったいないとか、もう今更だしめんどくさい…といった考えもごもっともです。
言ってしまえば家計のことも絡んでくる行事なのでお宮参りはしないという考え自体が間違ったものではありませんが、親として赤ちゃんに一番してあげたいことは何か?ということをもう一度頭の中で整理してみると、どうするのが一番いい形か見えてくるはずです。
- 大きくなった時の為にスタジオ撮影の記念写真だけお願いする
- お金はかけられないからお家でのささやかなお祝いをデジカメやスマホで残しておく
- ご祈祷は受けなくてもお守りだけ買ってあげる
- 初詣の時にまとめてお祈りしておく
特に写真のような思い出を記録する形のあるものだと子供が大きくなった時に見せてあげられるのはやっぱり喜ばれると思います。
ですが形に残るものが無くても親の愛情は伝わるものですし、要はお宮参りにこだわらずとも大切に育ててきた親の想いが子供にちゃんと届いているかということ。しきたりも大事といえば大事ですが、こだわるべきことはもっと別のところにあるのかもしれませんよ。
お宮参りが遅い時期だとやっぱり気になる
家庭の事情ももちろんですが、天候のことを理由にお宮参りの時期を遅らせるご家庭もあります。
たとえば梅雨の時期だと傘を指しながらのお参りはやっぱり大変ですし、真夏は気温が高すぎて熱中症が心配だから…といった理由で延期することも。逆に真冬の時期だと風邪やインフルエンザが流行っている時期と重なってしまうこともあるので参拝者の多い日のお参りは躊躇する人が多いと思います。どんなに気をつけていても思わぬ病気もらってしまうことはありますからね。
地域によっても気温差がありますし、一緒に参列する親戚の都合でわざと日を遅らせることだってあります。
ですので、
「うちの子だけが遅い時期に…」
という心配はそもそも必要ないのです。
お宮参りするにあたって一番に優先すべきなのは赤ちゃんの健康。遅くなってしまったとしても赤ちゃんの体調を考えてあげることが何より大切なのです。
周りがこうしているからということではなく、自分の家庭はどうするか。ご夫婦、そして実家と義両親ともよく話し合った上で納得できる答えを出せるといいですね。
まとめ
- お宮参りの時期が遅くなること自体に問題はなく、『いつまでに』といった決まりもない
- 天候等を理由に意図的にお宮参りの時期を遅らせる家庭もある
- お宮参りに行くのも行かないことも考え次第でどちらも間違いではない
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