夏祭りに赤ちゃん連れで参加するママさん達。
赤ちゃんの身体のことを心配して
様々な意見が世の中にあふれかえっていますね。
お祭りでのベビーカー使用はアリかナシか。
今回はこの問題に重点を置いて考えてみましょう。
今年の花火大会はどうしよう…
そんなお悩みを抱えたママさんは必見です!
赤ちゃん連れのお祭り参加にベビーカーはアリ?ナシ?
ベビーカーを押しながら夏祭りに参加しているママさん。
賛否両論あるとは思いますが、まず第一に赤ちゃんのことを考えるとお祭り会場でのベビーカー使用はナシだと思います。
もし、大変混雑している中でベビーカーが誰かとぶつかって倒されてしまったら。
以前お祭り会場付近の混雑で人がドミノ倒しになったニュースも報道されましたね。大人が倒れこんできたりしたら赤ちゃんなんてひとたまりもありません。どんな場面であれベビーカーが横倒しになるかもしれないことを考えるととても危険です。
ベビーカーに乗っている赤ちゃんの目線は低く、お祭り会場の環境によって砂埃が立つこともあると思います。
条例があったとしても歩きタバコをする人は少なからずいますし、副流煙をもろに吸い込んでしまったり熱い灰が赤ちゃんに向かって飛んでくることだってあるのです。
また、傘やバッグなど歩行者の持ち物がぶつかる可能性もありますし、ベビーカーに座ったまま大勢の人に囲まれている状態の赤ちゃんが感じる気温はママの体感温度以上です。お祭りでのベビーカー使用に対して否定的に思う人が多いのはこれらのことが理由にあげられるからだと思います。
次に周りの観客へのマナー。
ベビーカーはどうしてもスペースをとってしまいますし、サンダルを履いた素足をベビーカーのタイヤで踏みつけてしまうこともあります。
すぐに謝罪の言葉が出てくればまだいいものの、「すみません」の一言も何もない残念な親もいるようですね…。
お祭り会場という日常の生活とは違う環境にいながら、我が物顔でベビーカーを押し歩くのはさすがに自分勝手というもの。
赤ちゃんへの負担を理解した上でそれでもお祭りに足を運ぶ場合は、自分の子供にも周りの人達にも最善の配慮を尽くすべきではないでしょうか。
ベビーカーと抱っこ紐の併用で周りへの配慮を
ベビーカーを使う場合は、お祭り会場までの移動時にも気を配るべきです。
前述の通り、ベビーカーはどうしてもスペースをとってしまう乗り物なので、お祭り当日で混雑している電車やバスの中では周りの人の迷惑になってしまうことも。
そんな時のことを考えて、抱っこ紐を持参することをおすすめします。
満員電車やバスの中ではベビーカーを折りたたんで赤ちゃんを抱っこ。ベビーカー分のスペースが空くので空間的な余裕もできますし、つめればあと1、2人くらいは乗車できるかもしれません。
ずっと抱っこしっぱなしだとママの腕もさすがにきつくなってきますし、人混みの中で使用するにあたってどちらが安全かを考えると抱っこ紐の方がベストかなと思います。
駅やバス停からの道のりはベビーカーに乗せて移動。お祭り会場に近づいて人が多くなってきたら抱っこ紐に変更するなど、周りの状況に応じて臨機応変に行動できるような配慮が望ましいですね。
お祭り会場の中心地や出店の通りをベビーカーのまま押し歩くのはNGです。赤ちゃんの乗り物だとしても、その管理を問われるのはママの責任になります。公共の場でのモラルに反する行動は子供を持つ親としても恥ずかしいことです。
お祭りの規模をよく把握して、当日は周囲に極力迷惑をかけることのないように心がけましょう。
赤ちゃんの抱っこ紐は夏の暑さ対策を忘れずに
赤ちゃんに抱っこ紐を使う時には暑さ対策を万全にしておくことが大切です。
赤ちゃんは大人と違って体温調節がうまくできません。抱っこされたまま暑い状態が続くとぐずりだすこともあるので、抱っこ紐用の冷却シートを準備しておくといいですね。
凍らせても固まらないジェルタイプのものが使いやすいので、密着する背中にはさんであげると赤ちゃんも冷たくて気持ちいいと思いますよ^^
100均にも使えそうなものがありましたのでお近くの100円ショップで探してみてください。
関連記事:抱っこ紐の暑さ対策 お腹が蒸れる時には保冷剤を上手に活用
また、洗い替え用として新しい抱っこ紐を用意する場合は通気性のいいメッシュ素材のものを選ぶといいかもしれませんね。
当日はいっぱい汗をかくと思いますので、汗をしっかり吸っても乾きやすく、通気性のいい素材の服を着せてあげること。当然、水分補給も忘れないように注意してください。
普段と違う環境に赤ちゃんも疲れを感じやすくなっているはずです。赤ちゃん連れのお祭りは早めの現地入り、早めの撤収が鉄則。
短い時間で切り上げて赤ちゃんへの負担を最小限に抑えてあげてくださいね。
まとめ
- お祭りでベビーカーを使用するのは日常生活とは違う思わぬ危険があることを理解しておく
- ベビーカーと抱っこ紐を併用して周囲に対するマナーとモラルを忘れないこと
- 赤ちゃんの体調を最優先してできるだけ短い時間で切り上げるべし