春の足音が近づいてくると心配なのが花粉。
つらい症状を考えるだけでも憂鬱な気分になりますよね。
部屋の中に持ち込まないように細心の注意を払っていても
100%防ぐのはなかなか難しいものです。
そんな時期に家の中で頑張ってくれる空気清浄機。
でも、正しい置き場所ちゃんとわかってますか?
花粉症対策として空気清浄機の機能を十分に活かす為の置き場所、
そしてプラスαの活用法をまとめました。
花粉症の方は要チェック。
自宅の空気清浄機はちゃんと正しい位置にあるかご確認を!
空気清浄機の置き場所は床でいいの?
今や一年中大活躍の家電ともいえる空気清浄機。
PM2.5などの大気汚染に対する意識が高い人が増えているということもありますが、一番の理由は花粉対策として設置を考える人が多いのだと思います。
家への出入りや窓の開け閉めの際にどうしても侵入してしまう花粉。早いところでは2月から花粉が飛散している地域もあるようですね。
この花粉を身体の中に吸い込んでしまわないよう、空気清浄機は1日中電源を入れておく必要があります。
24時間フル稼働させることも大切ですが、空気清浄機の機能を十分に発揮させる為にどこに置くのが一番いいのか。
このあたりも大事なポイントとなってきます。
結論として、花粉対策には空気清浄機を床に置いて使うのがベストです。
というのは、そもそも床に設置して使うことを想定してメーカーは製作しているから。目に見えない花粉やハウスダストは人が動くことで舞い上がり、そして再び重力によって床へ落ちてきます。そこを逃がさず吸い込み、部屋の空気をキレイにする…ということなんですね。
ちなみに我が家の空気清浄機(床に設置)には『花粉モード』の表示ランプがありまして、この花粉モードに設定すると「ブオオォ!!」と内部のファンが動き出す音がするのですが、おそらく床付近の空気の流れを作り出して花粉を吸い込みやすくしているんだろうと認識しています。
まとめますと、花粉対策として考えるのであれば床に置いて稼動させることが第一。
玄関や部屋の中でも人が通りやすい場所に設置しておくことでその機能を存分に発揮してくれるでしょう。
空気清浄機は置き場所プラスαで花粉対策に差が出る!
花粉対策として部屋に設置する空気清浄機の機能を十分に活かしたいのであれば、サーキュレーターの併用をおすすめします。
なぜサーキュレーターなのか?というと、空気清浄機は吸い込んだ空気をフィルターでキレイにしてまた部屋の中へ戻してくれる仕組みになっているため、部屋の中の空気がどれだけ動いているかがポイントになります。
つまり、
↓
空気の動きが作られる
↓
部屋全体の空気を取り込みやすくなる
↓
取り込んだ空気の分、キレイな空気となって部屋に戻る
ということですね。
ホームセンターで扱っているようなお手頃価格のもので十分です。あるとないとでは全く違ってくると思いますよ。(扇風機でも代用できますがサーキュレーターの方が空気を循環させる力に長けています)
また、最近は加湿機能付きのものも増えています。
この加湿機能は花粉症対策にはとても嬉しい機能なんですね。
というのは、室内で舞っている花粉が水分を含むことで床に落ちやすくなります。そうすると花粉は呼吸している口や鼻まわりの高さより下の位置にあるため、身体の中に入り込んでしまう確率をぐんと減らすことができるんです。
そして落ちている花粉をこまめに拭き掃除…というのが理想的ですね^^
空気清浄機の使用は花粉症対策にとても有効な手段といえます。
目のかゆみや止まらない鼻水に苦しむ家族の心強い味方といえるでしょう。
空気清浄機の置き場所は高さがあるところはダメなの?
さて、花粉対策には『床』において空気清浄機を使用…とご説明しました。
ですが、とあるテレビで
「空気清浄機は高さのあるところで使うといいですよ」
こんなコメントを耳にしたことはないでしょうか。
「最初に説明した内容と違うじゃないか!」と思った人もいるかもしれませんが、高さのあるところで使用するのも用途としては間違いではないんです^^;
つまり、どの目的を優先するかで設置する高さの位置が違ってくるということ。
花粉やハウスダスト対策であれば、床に設置。
タバコの煙対策であれば、高さのある棚やチェストの上に設置。
ですので、テレビのコメントはタバコの煙でお悩みの方へ向けられたものということですね。
煙は上へ昇るので、タバコ対策であればある程度高さのある位置に置かないと意味がありません。
反対に床上にある花粉より高い位置に空気清浄機を設置してしまうと、吸い込もうにも吸い込めず、花粉対策にはならないということです。
我が家には喫煙者はいないので最初から床置きで問題なしでした(笑)
空気清浄機はその目的によって機能を活かす設置場所を考える必要があります。
空気清浄機の仕組みを理解した上で、正しく花粉対策!
うまく活用してつらい花粉の時期を乗り越えましょう。
まとめ
- 空気清浄機は不在時も1日中フル稼働させておく
- 花粉対策として空気清浄機を使用するなら置き場所は床
- サーキュレーターや加湿器と併用することで花粉対策効果up