鬼滅の刃小説 片羽の蝶のネタバレ!第一話の内容と感想を紹介!

『鬼滅の刃 片羽の蝶』は2019年10月に発売された
鬼滅の刃公式ノベライズ作品です。

本編では語られなかった登場人物の側面を
楽しめる一冊になっています。

そんな『鬼滅の刃 片羽の蝶』のあらすじについて
感想を交えながらご紹介します。

今回ご紹介するのは小説の中の第1話、「片羽の蝶」。
カナエとしのぶが鬼殺隊に入る前の物語です。

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鬼滅の刃小説 片羽の蝶のネタバレとあらすじ内容

胡蝶カナエとしのぶは両親を鬼に殺されています。
カナエとしのぶの命も危ないところでしたが、その窮地を救ってくれたのが後の岩柱、悲鳴嶼行冥でした。

鬼を討った後、隠の手によって親戚の元に送られたカナエとしのぶでしたが、半月ほど経った後、悲鳴嶼の元を訪ねてきます。

両親の葬儀が無事終わったこと、そして命を救ってくれた悲鳴嶼への感謝を伝えるカナエ。
姉妹の健気さに悲鳴嶼の心は揺れます。

今はこんな殊勝なことを言っていても、いずれはなぜもっと早く助けてくれなかったのかと自分のことを責めるかもしれない。
悲鳴嶼は過去の記憶から子供はそういう残酷な生き物だという思いがありました。

「鬼の首を斬るのが私の仕事だ。気にする必要はない」

とそっけなく答える悲鳴嶼。
そんな悲鳴嶼に姉妹は覚悟を決めたかのように切り出します。

鬼狩りの方法を教えてほしい。
鬼の首を斬る方法を教えて、と。

悲鳴嶼は幸せに暮らしていたはずの姉妹がこんな決意を抱いた経緯を憐れに思います。

この子たちの未来を奪ってはいけない――。

姉妹の願いを拒絶し、悲鳴嶼は背を向けるのでした。

* * * * *

薪割りをしようと外にでた悲鳴嶼が目にしたのは
ひとりで薪割りをしているしのぶの姿でした。

「暗くなる前に家へ帰れ」

と促す悲鳴嶼でしたが、しのぶは聞きません。

「帰る家なんてない。残ったものも捨ててきた」

と、鬼狩りになる決意を改めて伝えるしのぶ。
ですが悲鳴嶼は冷たく言い放ちます。

「君たち姉妹に鬼殺は無理だ」

「いつかは忘れられる。普通の娘として幸せに生きろ」

と告げる悲鳴嶼でしたが、忘れられるわけないとしのぶは憤慨します。

目の前で両親を殺された。
それを忘れて生きることの何が幸せなのか。

泣き出しそうなしのぶの声に悲鳴嶼は声を詰まらせます。

「じゃあなんで悲鳴嶼さんは鬼狩りになったのよ!」

そう言うとしのぶはその場を駆け出して行ってしまいました。
そんなふたりのやりとりが聞こえて家から出てきたカナエは静かに頭を下げます。

そしてカナエは悲鳴嶼にこう言います。

「私は人も鬼も救いたい」

鬼を一体倒せばこの先殺される運命にある人が救われる。
その鬼自身もその憐れな因果から解放してあげられる。

そんなカナエの考えを悲鳴嶼は理解できませんでした。
自分から全てを奪った鬼を未だに憎んでいるからです。

悲鳴嶼はカナエのまっすぐな視線から逃れるように、再び背を向け、薪を割り続けました。

* * * * *

結局晩になってもカナエとしのぶは家に帰ることはなく、姉妹の作った晩御飯を一緒に食べることになります。
誰かとこうして食事を囲むことが久しぶりだった悲鳴嶼はふいに子供達と暮らしていた日々を思い出します。

こんな生活が続けば、嫌でもこの姉妹に情が移ってしまうかもしれない。
この姉妹の平穏な未来を自分が奪ってしまうことになるかもしれない。

そんな思いをぬぐうべく、悲鳴嶼は決心します。
同居生活が始まって4日目の朝、姉妹を家の裏まで呼び出すと、

「私が出す試練を成し遂げることができれば、鬼殺隊士になれるよう育手を紹介する」

とふたりに告げます。

そして育手の元にはふたり別々に行ってもらうことを伝えます。
最初は戸惑うしのぶでしたが、すぐに気丈さを取り戻し、その条件をのみます。

悲鳴嶼から出された試練は岩を動かすこと。
まだ幼い姉妹にとっては小山のような大きさがありました。

そんなのできるわけがないと噛みつくしのぶでしたが、

「できなければ誰かが死ぬ。守るべき者が殺される」

鬼狩りになる厳しさを姉妹に理解してもらうための試練を与え、悲鳴嶼はその場を後にするのでした。

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鬼滅の刃小説 片羽の蝶の感想

カナエとしのぶが鬼殺隊士になる経緯には悲鳴嶼が関わっていたんですね。
原作本編でカナエとしのぶの危機を救った場面は描かれていましたが、その後姉妹がどういった流れで鬼殺隊に入ったのかはショートカットされていました。

悲鳴嶼としては普通の娘として幸せをつかんでほしいという思いがあったものの、カナエとしのぶにとってそれは望まない未来だったワケですね。
悲鳴嶼を根負けさせる根性も大したものです。

さて、悲鳴嶼から出された試練をふたりは突破できるのか?
気になる人はぜひ小説をチェックしてみてください!

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岩を動かす修業は本編の柱稽古でもありましたが、悲鳴嶼的にはコレがイチ押しなんでしょうか(笑)
炭治郎もこの岩を動かす修業には手を焼いていましたし、伊之助も「天ぷら!天ぷら!」と叫びながら頑張っていました。

大の男でも難しい試練をカナエとしのぶにさせたのは、悲鳴嶼が彼女たちを思う優しさと厳しさ両方の気持ちからなのでしょう。

悲鳴嶼とカナエとしのぶ、3人の過去が描かれた胸を打つエピソード。
過去と現在が交差する小説版の物語をぜひ楽しんでみてください。

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